

ライフサイエンスは我が国の科学技術基本計画の中で重点推進4分野の一つとして位置づけられ、大学・公的研究機関・企業等において研究活動が営まれている。その成果は新薬や新たな医療技術の開発を通じて社会に還元され、人類の健康と福祉の増進に貢献している。これまでの国内外のいくつかの調査研究によると、ライフサイエンス分野では、最終製品の創出における基礎研究の重要度が他の分野よりも大きいことが示唆されている。
本シンポジウムでは、いくつかの事例に基づき、大学・公的研究機関におけるライフサイエンス基礎研究が創薬・医療を通じて経済的・社会的インパクトをもたらすまでのメカニズムを検証する。それを踏まえて、この分野の基礎研究を効果的に経済的・社会的インパクトの実現へとつなげるための研究マネジメント体制の構築について議論する。
